ラテアート必須アイテムのミルクピッチャー(ミルクジャグ)
果てしないくらい種類があって選ぶの難しいですよね、、、
みんながオススメしていても、使ってみたらしっくりこなかったり、逆にマイナーであまり知られていないメーカーが出しているものがしっくりきたり、、、
まぁ自分が使いやすいものを使うのが一番なんですけど、、、笑
それだとちょっと丸投げ過ぎなので、今回は「何を基準に選ぶか」ということをお話していこうと思います!
くちばしの形で選ぶ
ミルクピッチャーの種類は大きく分けて2種類あります。
くちばしが出ているのが特徴のイタリアタイプと
円筒形のシアトルタイプ
イタリアタイプの方が、泡が乗りやすいので初心者の方にはオススメかもしれません。
ただ細い線を出しやすいのはシアトルタイプです。
もちろんイタリアタイプでも練習すれば、細い線が出せないわけではないです!
ハートやクマ、ウサギなど、カップの真ん中にドーンと大きいシンプルな柄を描くときなんかは、イタリアタイプの方がキレイに仕上がる印象です!
リーフとかレイヤーハートなど、線を少し細く出した方がキレイな柄はシアトルタイプの方が描きやすいと思います!
取っ手の形で選ぶ
一般的にイタリアタイプ(左)が湾曲していて、シアトルタイプ(右)が角ばっています。
例えば、ぎゅっとビールジョッキを握るようにピッチャーを持ちたい方なら、シアトルタイプの方が握りやすいと思います。
ペンを持つように握るのがしっくりくる方は、イタリアタイプの方が握りやすいと思います。
でも、僕はペンを持つように握るタイプですが、今メインで使っているピッチャーはシアトルタイプです笑
取っ手は慣れてしまえば、意外とどちらでもあまり気にならないかも、、、、
大きさで選ぶ
大きさは12ozか20ozのどちらかで悩む方が多いと思います。(1ozは30ml)
1杯ずつ作るなら12ozでよいですが、2杯分一気に作るなら20ozの方が効率が良いです。
ただ家庭用マシンだと、スチームの威力が弱かったり、ノズルが短くて20ozのピッチャーだと上手くスチーム出来ない可能性があります。
使えないと意味がないので、大きさに関しては自分の使っているマシンに合ったサイズを選ぶことが一番だと思います。
ちなみに僕は家で練習する時、12ozのピッチャーでスチームをしてから20ozのピッチャーに移し替えて練習をしていました!
この方法なら、ほとんどの家庭用マシンでも20ozのピッチャーで練習できますよ!
重さで選ぶ
同じ大きさのピッチャーでも物によってかなり重さが変わってきます。
例えばこのメプラのピッチャー(Mサイズ)は約438g
こちらのWPMのピッチャーは約173g
どちらも容量は500~550mlですが、倍以上重さが変わってきます。
僕はラテアートを始めたころ、ずっとメプラで練習をしていたので、ちょっと重い方がしっくりきたりします。
ただ、メプラ(Mサイズ)の場合、ミルクを150ml前後入れたら重さは600g弱になるので結構重くなります笑
沢山練習したい方や、あまり握力に自信が無い方は軽めの物を選ぶと良いかもしれません。
値段で選ぶ
この2つはAmazonで1,300~1,500円位で購入したものです。
先ほどから紹介しているメプラのピッチャーはS~Lのサイズ展開ですが、だいたい15,000~20,000円位します。
10倍近く値段が変わってきますが、慣れている人が使えばどちらでもラテアートは出来ます!
1000円台で手に入るものからスタートして、こだわりが出てきたらちょっと値段高めのピッチャーに手を出していってもいいかもしれませんね。
メモリの有り無しで選ぶ
毎回同じクオリティのスチームが出来ることは、ラテアートを上達させる要因の1つだと思います。
そこで、内側にメモリなり目安になる印があるものを選ぶと、空気を入れる時の目安になってやり易いと思います!
おすすめのミルクピッチャー(ミルクジャグ)
最後に実際に使ったことのある、おすすめピッチャーを紹介したいと思います!
イタリアタイプとシアトルタイプでそれぞれ紹介していきますので、悩んでいる方は参考にしていただければと思います!
イタリアタイプのおすすめピッチャー
MEPRA(メプラ)
イタリアタイプでおそらく一番有名なんじゃないでしょうか!
ちょっとお値段しますが非常に使いやすいです!
個人的には見た目が一番オシャレだと思っています!
Motta(モッタ)
注ぎ口がちょっと上に出ている特徴的なデザインです。
狙ったところにミルクを落としやすいので、初心者の方にもおすすめ!
カラーバリエーションも豊富でオシャレですよ!
ILSA(イルサ)
イタリアタイプ寄りですが、イタリアタイプとシアトルタイプの中間位のミルクピッチャーです!
持ち手の上部が狭くなっているんですが、指先(手)の動きがよりピッチャーに伝わりやすいので、細かい柄が描きやすいかと思います!
YUKIWA(ユキワ)
僕が一番最初に買ったミルクピッチャーです!
本当はメプラが欲しかったんですが、やっぱり値段がネックで、、、
色々探している中で、デザインが一番メプラに近かったという理由で買いました!
泡も乗りやすいですし、シンプルなデザインが結構気に入っています!
シアトルタイプのおすすめピッチャー
ノーブランド・安いやつ
迷い過ぎて決められないなら、とりあえず1500円アンダーくらいで手に入る安いピッチャーを使って練習してみることをおすすめします!
WPM
僕が今メインで使っているピッチャーです!
これを使うようになってからリーフやレイヤーハートなど、細く線を出す柄が一気に上達した気がします!
くちばしの形が少し丸みを帯びている「ラウンドスパウト」と、シャープになっている「シャープスパウト」の2つ種類があって、、、
更にシャープスパウトには「通常モデル(左・450ml)」と「アイビー(IVY)モデル(右・500ml)」の2つ種類があります。(通常モデルは勝手に僕が名付けました笑)
パッと見は一緒ですよね笑
ちなみに僕がよく使っているのは、シャープスパウトのアイビーモデルです!
ネットショップでも、通常モデルのページでアイビーモデルの写真が使われていることがあるので、購入する際は注意してください!
一番の違いはくちばしの形状だと思います!
一般的なミルクピッチャーより、先端に向かって斜めにカットされているのがWPMの特徴なのですが、、、
アイビーモデル(右)の方が、くちばしの最後の最後まで斜めになっているので、より細かいラインが描きやすくなっています!
でも、通常モデルの方がミルクに勢いをつけやすくて、対流を起こしやすい気がします!
あとは内側のメモリもちょっと違います!
左が通常モデル、右がアイビーモデルです。
ラテアートしやすいミルクピッチャーの選び方とおすすめのまとめ
色々とお話しましたが、結局は慣れが一番大事だと思います!笑
安いものでも、死ぬほど練習すれば絶対上手くなると思います!
もし、色々なものを使ってみたいという方は、中古で安く手に入れるのも一つの手だと思いますよ!
この記事がピッチャー選びに困っている方の参考になれば嬉しいです!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ミルクピッチャーが決まったら動画を見て練習してみよう!