まだ発売されて間もないので、あまりレビューも多くない「大人のためのコーヒー絵本」
僕も気になっていたので、買って読んでみました!
この記事は「大人のためのコーヒー絵本」の
- ザックリとした内容
- 買って良かった点、うーん…な点
- どんな人にオススメなのか
についてお話していきます。
「大人のためのコーヒー絵本」を買おうか悩んでいる方、コーヒーの勉強をしようと思って本を探している方は参考になると思います!
「大人のためのコーヒー絵本」は全ページイラストで文字少なめ!
Amazonの紹介ページにも100を超えるお洒落なイラストが載っていると書かれていますが、多少は写真とかも載ってると思ってたんです。
ところが全ページイラストでした。ホントに絵本でした。
専門的で難しい内容をコンパクトに、そしてイラストで一緒に紹介することで非常に読みやすくなっています。
イラストも可愛らしくて、本を読むというより、図鑑を眺めているような感覚に近いかもしれません。
縦横:約21.5cmでそこそこ大判で126ページありますが、文字も少ないので本当にすぐに読み終わってしまいます。
「大人のためのコーヒー絵本」のザックリとした内容
ザックリした内容
- 豆について(歴史・産地・収穫方法etc…)
- 焙煎について
- 器具について
- 淹れ方について
- ブレンドについて
- カッピングについて
- etc…
こんな感じです。
この他にも、おすすめの店・学校、水・ミルクの選び方を紹介したりなど、コーヒーについてしっかり学べる内容になっています。
この内容を全部イラストで紹介するってすごいですよね。
きっと製作大変だったんだろうなぁ、、、
ただ、この全部イラストがうーん…と思うところでもあるんです、、、
詳しくは次の章でお話します。
ここが面白い!
やたらと科学的側面で紹介されている内容が多いところが面白いなぁと思いました。
焙煎中の豆に起きている化学反応を温度と時間別のグラフにしているページがあるのですが、わかりやすくて個人的には好きです。
生豆が出来るまでの項目では、小学校の理科の教科書みたいな感じになっている部分があったりします。
一瞬何の本読んでいるんだっけ?ってなります(笑)
なんでこんなに理科っぽい感じなんだろうって思って、著者プロフィール見たら謎が解けました。
著者のアンヌ・カロンさん、植物バイオロジーの学位を取得している焙煎士とのことです。
「植物に詳しい」+「 焙煎士」って最強です。
「大人のためのコーヒー絵本」の買って良かった点、うーん…な点
一応レビュー記事なので良かった点とうーん…と思う点をあげたいと思います。
良かった点
- 文字が少なくて読んでいて疲れない
- イラストのおかげで難しい内容もわかりやすい
- 図が沢山載っていてわかりやすい
良かった点はとにかくわかりやすい、これが一番ですかね。
イラストも見ていて楽しいです。
うーん…な点
- アレンジメニューがほとんど載っていない
- 器具や淹れ方がイラストなのでちょっとわかりづらい
うーん…な点はこのあたりですね。
コーヒーの本ってアレンジメニューが載っているものが多いと思うんですが、この本はほとんど載っていないのがちょっと残念でした。
あと、器具や淹れ方も全てイラストなので可愛かったりオシャレな感じなんですけど、コーヒー初心者の方にはちょっとわかりづらいのかなぁと思います。
まぁでも、総評的にはすごく良い本だと思います。
「大人のためのコーヒー絵本」はこんな人におすすめ!
こんな人におすすめ!
コーヒー豆について詳しく知りたい方にはかなりおすすめです。
126ページ中66ページを使って、コーヒー豆の歴史・主要産地・育ち方・栽培・収穫処理・焙煎についての解説になっています。
本の半分以上をつかって豆についてイラストたっぷりで語ってくれています。
豆ってどこでどうやって育って、どうやって収穫されて、焙煎したらどんな変化が起こるんだろう? みたいな人にはおすすめな内容です。
こんな人はちょっと違うかも…
- 色んな器具を知りたい!
- 淹れ方を沢山知りたい!
- アレンジメニューを沢山知りたい!
という人は他のコーヒーの本を選んだ方がいいかもしれません。
先程もお話しましたが、アレンジメニューがほとんど載っていないです。
淹れ方を紹介しているページもあるんですが、実物の器具をつかっていないのでちょっとわかりづらいです。
「大人のためのコーヒー絵本」のまとめ
沢山のイラストのおかげで活字を読んでいると眠くなってくる僕でも、最後まで飽きずに楽しく読むことが出来ました(笑)
コーヒー好きな方はもちろん、コーヒーの勉強を気軽に始めたい方、ちょっとコーヒー豆について詳しくなりたいと思っている方はぜひ読んでほしい一冊です。
絵本なのにコーヒーの知識がしっかり身につく素敵な本です!
この記事が「大人のためのコーヒー絵本」を買おうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。