牛乳以外にも、ポーションタイプや粉末タイプなど、、、
コーヒーの味わいを変えてくれるだけじゃなく、ラテアートのように視覚的にも楽しみをくわえてくれる「ミルク」
今回は色々なミルクの種類や特徴についてお話していきたいと思います。
牛乳
ミルクと聞いたらまず動物性のミルク「牛乳」が思い浮かびますよね。
コーヒーに加えるなら成分無調整牛乳ががおすすめです。
余分な成分が含まれていないので、本来のコーヒーの味を必要以上に変えなくてすみます。
成分無調整牛乳は搾った牛の乳を加熱殺菌のみしたもので、季節によって脂肪分に違いが出ます。
乳牛のストレス具合や水分摂取量などが影響しているようですが、、、
- 夏は脂肪分が少なくスッキリした味わい
- 冬は脂肪分が高くて甘味も少しプラス
といった違いが出てきます。
もし濃厚な牛乳が好みなら、通常のホルスタイン種に比べて脂肪分が高いジャージ種の牛乳がおすすです。
季節や種類によって味わいに変化があるので面白い反面、全く同じ味を出し続けるのも難しいですね。
生クリーム
生クリームは生乳、または牛乳から乳脂肪分以外の成分を取り除いて乳脂肪分を18%以上にしたものと定められています。
濃厚なものだと乳脂肪分55%のものなど種類もいくつかあります。
脂肪分が高すぎると豆の種類によっては個性を消してしまうので注意が必要です。
ウィンナーコーヒーなどのアレンジコーヒーでは、泡立てた生クリームがよく使われます。
お店によっては牛乳に生クリームを加えて提供しているところもあります。
ポーションタイプ
ポーションタイプはコーヒーフレッシュとも呼ばれていますね。
動物性の商品もありますが、植物油脂に乳化剤などの食品添加物を加えて粘土を出して、クリームっぽく加工しているものが多いです。
植物性のものは動物性に比べて味は淡白ですが、保存性が高いのでアウトドアにも重宝します。
動物性のものは濃厚なので濃い目のコーヒーに、植物性のものはあっさりしているので軽めのコーヒーと相性が良いです。
粉末タイプ
クリーミングパウダーとも呼ばれているようですがピンとこないですよね。
日本だとクリープと言った方がわかる人も多いかもしれませんね。
ポーションタイプと一緒で植物油脂を使った製品が多いですが、クリープは独自の製法で香料や着色料も使わず牛乳の成分でできているようです。
粉末タイプはコーヒーを薄めず、温度もほとんど変えずにミルク感を感じられるのが良いところです。
また、液体に比べて保存性が高いのも便利ですね。
練乳
あまりコーヒーに入れて飲むイメージがないかもしれませんが、、、
ベトナム式コーヒーでは、この練乳をたっぷり入れて飲むのが一般的です。
甘味が強く濃厚なので、デザートのような味わいになります。
ミルク感に加えて甘味も一緒に味わえるのが便利ですね。
ミルクの種類と特徴についてのまとめ
コーヒー豆だけでも個性があるのに、加えるミルクによっても味が変わるので、色々な組み合わせで味の変化を楽しむのも面白いですね!
場所や飲み方によって変えても良いですし、自分の中でコーヒーに合わせる定番の相棒を見つけてみてはいかがですか?
この記事を読んだ方のコーヒーの楽しみ方が増えたら嬉しいです!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。