僕はコロンビアと聞くと、コーヒーよりも先にアウトドアブランドの「Colombia」の方が頭に浮かびます(笑)
おそらく日本では「エメマン」という名前の方が有名かもしれませんね。
実はコーヒー豆の生産量は世界第3位と世界的にも有名なコーヒー大国なんです!
今回はコロンビアコーヒーについてお話していこうと思います!
この記事では
- コロンビアコーヒーの基本情報
- コロンビアコーヒーの味・特徴
- コロンビアコーヒーのおすすめの飲み方・焙煎度合い
- コロンビアコーヒーの等級・格付けとは?
- エメラルドマウンテンとは?
について語っていきたいと思います!
コロンビアコーヒーの基本情報
生産について
コーヒー豆の生産量は世界第3位。
人口の約4分の1がコーヒー関連の仕事に就いているという、世界的にもコーヒー生産国として有名な国です!
ほとんどが小規模農園、栽培から収穫まで手作業で行われているので高品質!
土地が南北に広がっていて、各地で雨季・乾季が異なっているので、年間を通してコーヒー豆を収穫することが出来ます。
歴史について
コロンビアのコーヒーの始まりは1730年ごろ、キリスト教の修道院で植えられたコーヒーの木が起源のようです。
その後、国内で少しづつ栽培が増えていき、1835年に初めてコロンビアコーヒーとして輸出され、世界に広まっていくようになりました。
品種について
コロンビアのコーヒーは全てがアラビカ種、カトゥーラとバリエダコロンビアがほとんどで、ティピカやブルボンなどもわずかですが栽培されています。
精製方法について
コーヒーの果実を栽培した後、生豆にする為の精製方法は、ほとんどが水を使ったウォッシュド製法です。
産地について
アンデス山脈をはじめ、内陸部を南北に走る3つの山脈があります。
各地で気温や気候、標高も違い栽培環境が異なるので栽培される場所によって香りや味にも変化があるようです。
地域 | 生産地 | 味の特徴 |
北部 | ノルテ デ サンタンデール、マグダレナ、カサナレ など | 柔らかな酸味、コクのある味 |
中部 | カルダス、キンディオ、リサラルダ、ノルテ デ トリマ、クンディナマルカ、ノルテ デ ヴァジェ など | バランスのいい味・香り |
南部 | ナリーニョ、カウカ、スール デ トリマ、ウイラ など | 強い酸味、甘い香り |
コロンビアコーヒーの味・特徴
ブラジルやグアテマラと並んで比較的バランスのとれた味わいのコーヒーなので、ブレンドに使われることも多いですね!
先ほど紹介した、産地による特徴もありますが、総合的に甘味や酸味、コクが程よく感じられるものが多いと思います!
コロンビアコーヒーのおすすめの飲み方・焙煎度
浅煎り~深煎りまで比較的どの焙煎度でも楽しめる豆だと思います!
個人的には浅煎りをサッとハンドドリップで淹れて、フルーティな香り・甘味を楽しむのが好みです!
浅煎りなら酸味が強く出て、深煎りなら苦味が強く出ます。中煎りはちょうど中間って感じです。
豆によって適している焙煎度合いがありますが、自分の好みで選ぶのが1番良いと思います!
コロンビアコーヒーの等級・格付けとは?
コロンビアのコーヒーの生産はほとんどが小規模農家です。
この農家さん達で協力して「コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)」を立ち上げ、FNCの関連会社である「ALMACAFE(アルマカフェ)」により等級付けされています。
等級はスクリーンサイズ(豆の大きさ)によって分けられています。下記表を参照してください。
表記方法 | スクリーンサイズ |
---|---|
エクセルソ プレミアム | 18 |
エクセルソ スプレモ | 17 |
エクセルソ マラゴジッペ | 17 |
エクセルソ エクストラ | 16 |
エクセルソ ヨーロッパ | 15 |
エクセルソ UGQ | 15 全体の50%以上、残りは14 |
エクセルソ カラコル | 12 |
※スクリーンサイズ14未満の豆(カラコル(ピーベリー)は例外)は輸出されず国内で消費されています。
エメラルドマウンテンとは?
「エメマン」は誰もが一度は聞いたことのあると思います。
コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)が独自の厳しい品質基準のもと、コロンビアのコーヒー全収穫量の1~3%未満しか認定されない、かなり希少な豆です!
コロンビアのコーヒー生産量と、その時に収穫された豆の状態により数値は1~3%まで変化するようです。
ちなみに名前の由来は、コロンビアの特産の「エメラルド」と生産地のアンデス山脈「マウンテン」から命名されています!
コロンビアコーヒーのまとめ
- コーヒー豆の生産量は世界第3位
- ほとんどが小規模農園で手作業で栽培されているので高品質!
- 産地によって味や特徴が変わる!
- 比較的バランスがとれていて飲みやすい味!
- かなり希少なエメマンで有名!
こんな感じのコーヒー豆です!
手作業って聞くと、ホントに一粒も無駄にできない!
毎日おいしいコーヒーが楽しめるのは農家の方々のおかげなんですね。
感謝しながら飲みましょうね!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
他の国のコーヒー豆も知ろう!