手軽に自宅でコーヒー豆を焙煎する方法といえば、手網やフライパン、電子レンジあたりが一番簡単だと思います。
あまり聞きなれないと思いますが、今回は油でコーヒー豆を揚げる「油焙煎」について紹介したいと思います。
この記事では、油でコーヒー豆を焙煎する方法や油焙煎したコーヒーの味についてお話していきたいと思います。
油焙煎とは?
まさにコーヒー豆を市販の油で揚げて焙煎することです。
色々調べてみたものの詳しい方法は見つけられず、、、
今回は完全オリジナルの方法で試したいと思います!
コーヒー豆を油で焙煎する
それでは早速、油焙煎やっていきたいと思います!
今回は味の素のキャノーラ油と
ブラジルの生豆100gを使っていきます。
とりあえず油を加熱します。
今回は1ハゼが起きる時の温度(180℃くらい)にしておきます。
油が跳ねないようにゆっくり生豆を投入します。
豆を入れて温度が若干下がったので最初だけ強火に、その後は弱火と中火の間位の火加減で加熱し続けました。
1分後
少し豆が浮いてきますが、まだ色に変化はありません。
3分後
チャフが少しずつ剝がれ始めます。
5分後
若干色が茶色くなってきます。
7分後
色が全体的に茶色くなってきて、ほとんどの豆が浮いた状態になります。
10分後
さらに色が濃くなってきて、ブクブクし始めます。
13分後
12分前後から、ハゼだと思われるパチパチが始まります。
15分後
この2~3分で色の変化が一気に早くなります。
今回は18分でストップしました!
油をしっかり切って、キッチンペーパーに広げて冷却したんですが、、、
普通の焙煎に比べてすごくめんどくさいのと時間がかかるので、おそらくこの間も焙煎が結構進んでしまったと思います。
煎りムラは少なくて、煎り具合は結構良い感じでした。
コーヒーオイルではなく、キャノーラ油でテカテカです(笑)
油で焙煎したコーヒーの味
金属フィルター系の抽出器具は油っこくなりそうなので、今回はペーパードリップで淹れて飲んでみたいと思います。
ペーパードリップなのに結構油が、、、
肝心の味は、意外と普通でした(笑)
脂っこさみたいなものは全然感じなかったです。
バランスのとれたザ・コーヒーって感じの普通のブラジルでした。
あくまで僕の感想なので、もしかしたら変な味がしていたのかも、、、笑
油焙煎のメリット・デメリット
メリットはとにかく楽です!
たまに箸で混ぜましたが、ほとんど眺めているだけでした。
デメリットは片付けがすごくめんどくさいです。
チャフが飛ばない分、楽かなぁと思っていたんですが、油の処理の方が全然めんどくさいです。
キッチンペーパーも結構使うので、少量で揚げる方が良いと思います。
油焙煎のまとめ
まとめると、、、
- 均等に火が入るので簡単にムラなく焙煎ができる。
- 油の処理(片付け)が普通の焙煎よりめんどくさい。
- 揚げればだいたいの物はおいしくいただける。
って感じでした。
簡単にできるので興味のある方は是非チャレンジしてみてください!
油じゃなくて手網で焙煎したいって方はコチラもご覧ください!
最後までお付き合い頂きありがとうございました。