コーヒーを淹れる時にコーヒー豆や粉をどうやって量っていますか?
そこまで味にこだわりが無ければ、目分量もしくは計量スプーンでも充分においしくコーヒーは楽しめると思います。
ただ、味にこだわりがあって「毎回できるだけ同じ味にしたい!」という方は、ぜひデジタルスケールを使ってください!
デジタルスケールにも種類が色々ありますが、出来れば0.1g単位で量れるものがオススメです。
コーヒーの味の再現性に0.1g単位で量れるデジタルスケールがオススメな理由を、この記事では解説していきたいと思います。
なぜ0.1g単位で量れるデジタルスケールなのか
再現性にこだわるならオススメというより、必須アイテムです!
これからデジタルスケールを買おうと思っている方がいれば、1gとか0.5g表示のスケールもありますが、0.1g表示のスケールを選んでください!
メーカーによって違いはあると思いますが、1gや0.5g表示のスケールは取捨五入されてしまってるので、コーヒー豆を量る時の誤差がわかりません。
例えば1g表示のスケールで8gのコーヒー豆を量ったとすると、7.5g~8.4gの範囲なら全て8gと表示されてしまいます。
つまり1g表示のデジタルスケールを使っていると最大で0.9gの誤差が生じてしまいます。
いやいや、0.9gぽっちで何が変わるんだよ。って普通なら思いますよね。
でもコーヒーの世界で0.9gって結構な誤差なんです。
この0.9gの誤差について、ちょっとお話していきたいと思います。
0.9gのコーヒー豆はどのくらい見た目に違いが出るのか?
今回はブラジル(中煎り)で0.9gの違いを見ていきたいと思います。
左が7.5gで右が8.4gです。
豆の状態だと見た目ではほとんど違いはわかりませんね。
ハンドドリップ用に中挽きに挽いた状態でも同じくほとんど違いはわかりませんでした。
ちなみに1粒ずつ量ってみると、、、
この豆は9粒で0.9gになりました。
パッと見の違いが一番よくわかったのは極細挽きにしてエスプレッソマシンのホルダーに粉をセットした状態でした。
左が7.5gで右が8.4gです。
これだけ違いがあるとエスプレッソの場合、抽出時間が全然違ってきてしまい味にもかなり影響がでてきてしまいます。
0.9gのコーヒー豆の見た目の差は、挽き方や淹れる器具によっては違いがでてくるようです。
0.9gのコーヒー豆でどのくらい味に違いが出るのか?
見た目ではあまり違いがハッキリわかりませんでしたが、味の違いはどうなのか検証していきたいと思います。
まずは0.9gのコーヒー豆を中挽きで挽いて、150㏄のお湯で抽出してると、、、
めちゃくちゃ薄いコーヒーが出来上がりました。
実際に飲んでみると、、、薄い麦茶みたいな味。おいしくはないです(笑)
ということで0.9gでも味は確認できました。
改めて7.5g(左)と8.4g(右)のコーヒー豆で、それぞれコーヒーを淹れてみました。
見た目は若干8.4gの方が濃いような気がしなくもないですが、ほとんど違いはないですね。
そして気になる味ですが、、、
やっぱり味には違いがでていました!
ただ、これって当たり前といえば当たり前の話で、、、
0.9gってほぼ1gですよね。
コーヒー1杯に使うコーヒー豆がだいたい10g前後が相場なので、原料が1割も違ってきたら味も変わってきますよね。
0.1g単位で量れるオススメのデジタルスケール
デジタルスケールもピンキリなのでこだわれば、タイマーがついていたり色々な機能が搭載されていてお高いものもありますが、、、
ぶっちゃけ量れればなんでもいいって方なら、僕も使っているデジタルスケールがオススメです!
1000円位で買えますし、めちゃくちゃコンパクトなので場所もとらなくて非常に重宝しています。
小さいけど意外と3㎏まで量れる優れものです。
これじゃなくても、1000円ぐらいで買えるものは沢山あるので、気になる方はぜひ探してみてください!
0.1g単位で量れるデジタルスケールがオススメな理由
のまとめ
0.5gや1g単位のデジタルスケールを使っている方は、見た目ではほとんど違いがなくても実は味が変わってしまっている可能性があります!
ぶっちゃけ気にならなければ、それでも全然問題はありません!
もちろんスケール無しでもコーヒーは十分に楽しめます。
でも本当に自分のこだわりがあって、お気に入りのレシピを見つけたいなら0.1g単位で量れるデジタルスケールは必須アイテムだと思います。
この記事を読んでくれた方が、自分のお気に入りの味を見つけられることを願っています!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。