コーヒー豆

【コーヒーオイルとは?】効果や役割・抽出方法について

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コーヒーを淹れた時に表面に油が浮かんでいることや、コーヒー豆の表面がテカテカして光っているのを目にしたことはありませんか?

あれはコーヒーオイルといって、コーヒーを楽しむ上ですごく重要な役割をしてくれています。

この記事では

  • コーヒーオイルとは?
  • コーヒーオイルの効果・役割
  • 抽出方法でコーヒーオイルをコントロールする
  • コーヒーオイルの酸化に注意

についてお話していきます。

コーヒーオイルとは?

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コーヒーオイルは豆の成分の1つ

コーヒー豆には色々な成分が含まれています。

一番有名なのはカフェインだと思います。

その他にも、脂質やタンパク質、クロロゲン酸、セルロースなど沢山の成分が含まれています。

コーヒーオイルとはコーヒー豆に含まれている脂質にあたります。

だいたい割合的には1割前後が脂質となっています。

コーヒーオイルは焙煎することで目に見えてくる

コーヒー豆は顕微鏡で見るとよくわかるんですが、スポンジみたいな細かい穴が沢山に開いています。

コーヒー豆を焙煎すると熱が加わって生豆に含まれている水分が蒸発します。

この時に豆の組織が壊れて、細かい穴が大きくなります。

豆に含まれている油分がこの穴を通って、豆の表面に出てくることで目に見えてわかるようになります。

ちなみに

深煎りのコーヒー豆の方がテカテカして「油分が多そうだな」と思ったことはありませんか?
これは、豆の表面に出てくる油分の量が違うだけなので、豆本来の油分の量は変わりません。

コーヒーオイルの効果・役割

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コーヒーオイルはコーヒーの味や香りに大きく関係しています。

コーヒーオイルが多い(深煎り)とコクがあってどっしりとした味わいになります。

反対に少ない(浅煎り)とさっぱり・スッキリした味わいになります。

また、コーヒーオイルには香味成分が多く含まれているので、香りや風味を楽しみたいなら、コーヒーオイルの抽出量を多くできる方法でコーヒーを淹れましょう。

抽出方法でコーヒーオイルをコントロールする

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先ほどもお話したように、コーヒーオイルによって味や香りは変わってきます。

これは抽出方法で多少コントロールできます。

ペーパードリップ

ペーパードリップはコーヒーを抽出する時に、紙にコーヒーオイルが吸着するので、スッキリして雑味も少ない味わいを楽しむことが出来ます。

フレンチプレス(カフェプレス)

フレンチプレスは、コーヒー粉を湯に浸してコーヒーを抽出する方法なので、しっかりコーヒーオイルを抽出することが出来ます。

ペーパードリップよりも香りや風味がしっかり楽しめます。

エスプレッソ

エスプレッソは表面にクレマと呼ばれる泡が浮いていますが、実はこれが乳化したコーヒーオイルなんです。

専用のマシンが必要ですが、濃厚な味や香りを楽しみたいならエスプレッソがオススメです。

コーヒーオイルの酸化に注意

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コーヒーオイルは酸素の影響を受けやすいので非常に酸化しやすいです。

焙煎したコーヒー豆が酸化すると、鼻につく嫌な臭いや豆本来の酸味とは違う酸味を感じることもあります。

焙煎したコーヒー豆は出来るだけ密封容器に入れて冷蔵庫などで保管して、早いうちに消費するようにしましょう。

目安として、焙煎したコーヒー豆は開封後2~3週間、遅くても1ヵ月で消費するのが望ましいと思います。

コーヒー粉の状態だと、さらに酸化が早まるので飲む直前に必要な分だけ豆を挽くのがベストです。

コーヒーオイルのまとめ

コーヒーを楽しむ上でコーヒーオイルは非常に重要な役割を担ってくれています。

焙煎度合いや抽出方法によってコントロールもできるので、こだわればもっとコーヒーを楽しくことが出来ると思います。

この記事でコーヒーの楽しみ方が少しでも広がれば嬉しいです。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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